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「神泡サーバーが生み出す"泡の美味しさ"を愉しんでいただきたい」 プレモル醸造家・丸橋太一インタビュー

2020年3月31日

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「心が震えるほどうまい」というビールの究極形を求め、2015年に発売されたザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム。醸造家がこのビールにかけた"夢"は、また新たなステージに入ろうとしている。今回は、プレモル醸造家・丸橋太一が神泡サーバーだからこそできるマスターズドリームの愉しみ方を語る。

醸造家の夢がまた一歩、進化する――。発売から5年を迎えたマスターズドリームが、瓶から缶へと姿を変え、そして「神泡サーバー」がリリースされることになったのだ。

「実は私個人の想いとして、マスターズドリームを缶にしましょうよ、という話は社内でしていたんです。缶になることで、『神泡サーバー』を使えるようになりますし、お客様にとってはマスターズドリームがより身近な存在になるはずだと信じていましたから」

そう語るのは、丸橋太一。発売前からマスターズドリームの開発に携わり、現在もさらなるうまさを追い求める醸造家だ。

神泡サーバーは、お店で飲むようなビールと同じ泡が愉しめる、マスターズドリームの缶から直接泡をのせるタイプのサーバーのこと。

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「今まで家に大きな樽生のサーバーを置いていたのですが、神泡サーバーの登場でそれがいらなくなってしまいました」とまで語る丸橋。今回は彼に、読者がいかにすれば「神泡」と美味しいビールを愉しめるかを聞いた。

■3つの泡の愉しみ方

ほかのお酒、飲み物にはない、ビールの大きな特徴といえるクリーミーできめ細やかな泡。この泡が持つ2つの代表的な役割を、丸橋は次のように話す。

「マスターズドリームに限らずすべてのビールにいえることとして、泡にはまず口当たりを柔らかくするという役割があります。そしてもう1つが『フタ』としての役割。泡があることで、味や香り、炭酸ガスなどの成分を逃しません」

では、神泡サーバーを用いることでマスターズドリームにはどのような泡が生まれ、そしてうまさを感じることができるのか? 丸橋はまず、ビールの泡がなぜ生まれるのかというところから、普通の泡と神泡サーバーの泡の違いを教えてくれた。

「泡は主に麦芽のタンパク質とホップの苦味成分がくっつくことででき上がるのですが、普通に缶から注いだ場合の泡にはとりわけビールの液体に溶けにくいものが集まりやすい傾向があります。味覚の部分でいえば、苦味成分が泡に集まりやすいということになります。しかし、神泡サーバーの場合はビール全体を振動させることで泡をつくっているので、液体と泡の成分がほぼ同じ。つまり、ただ缶から注いだときのように液体に溶けにくいものが泡に集まっている、ということではないのです」

これは、お店の、樽生のビールサーバーでつくられる泡と神泡サーバーの泡が同じようにできているともいえる。樽生のビールサーバーは、ビールが細い管を通り、そのときに生じる抵抗で泡が生まれる。神泡サーバーも樽生のサーバーもビールの液体にある作用を加えることで、泡をつくっているのだ。

そして、この泡があることによってマスターズドリームで引き立てられるのが、「コク」である。

「マスターズドリームで最も特徴的なのが、苦味を強くしてつくってあることです。ご愛飲いただいている方々には意外に感じられるかもしれませんが、マスターズドリームの苦味を数値で表すと、ほかのビールよりもかなり高くなっているんですよ。甘みのある泡によって苦味を包み込むことで、苦味の質が柔らかくなり、心地よいコクが味わえるのです」

マスターズドリームならではの多重奏で濃密な味わいは、クリーミーな泡とコクが非常に重要ということだ。

その上で、神泡サーバーの存在があることでできる、ビールと泡の3つの愉しみ方を、丸橋は次のように話す。

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「神泡サーバーを使って次のような注ぎ方をしていただけると、より美味しく、そしてさまざまな愉しみ方を堪能していただけると思います。まず1つは、私たちが最もおすすめする液体と泡の比率を7:3にする飲み方。これは、視覚的に黄金色の液体とクリーミーな泡を愉しめるということもあるのですが、口にビールを流し込んだときに泡と液体が一緒に流れ込んでくるんです。ビールらしい爽快感と喉ごし、マスターズドリームの多重奏で濃厚な味わいを味わっていただくには、この7:3がベストの比率になっています」

「次におすすめするのが『ミルコ』。これはビールの本場、チェコで愉しまれている飲み方で、泡だけをグラスに注ぐものです。神泡サーバーを使って、泡だけをグラスに注いでみてください。泡だけ飲んでいただいても不思議とビールを飲むときとあまり違和感ないかもしれません。それは、先ほども申し上げたように、神泡サーバーで注いだ泡は液体とほぼ同じ成分ですので、味わいをしっかりと感じていただくことができるのです。ビールのうまさは泡に出ます。そして、このマスターズドリームの泡の美味しさは世界一だと考えています。(笑)是非、この美味しい泡を、泡だけで味わってみてください。」

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「最後の愉しみ方は『追い泡』です。ビールをグラスに注いで時間が経つと、泡が少なくなっていきますよね。でも、神泡サーバーがあることで、その少なくなってきた泡の上にさらに泡を足すことができます。いつまでも泡の美味しさを愉しんでいただくには、この追い泡をぜひお試しいただきたいですね」

■マスターズドリームは卒業のないビール

神泡サーバーによってお店で飲むマスターズドリームと同じような愉しみ方ができると話す丸橋。より美味しく飲むための"ひと手間"も教えてくれた。

「ビールの温度に気を配っていただくと、よりマスターズドリームを美味しく召し上がっていただけると思います。以前、冷蔵庫の温度について調べたことがあったのですが、ご家庭の冷蔵庫の温度はだいたい3〜4度くらいに設定されていることが多いんですね。マスターズドリームの適温は6〜7度ですので、冷蔵庫の温度は若干低い。では、適温にするためにどうするかというと、冷蔵庫からマスターズドリームを出して5分程度おいていただけると美味しく飲めるようになります。たとえば、お食事と一緒に愉しむならば、そろそろ料理ができあがるかな、というタイミングで冷蔵庫から出していただけると、いい頃合いになるはずです」

冒頭でも述べたとおり、丸橋は今もなお、マスターズドリームのさらなる進化のために日夜、開発に勤しんでいる。インタビューの最後に、「発売から5年が経ち、ひとつの到達点にきましたね」と聞くと、彼は首を横に振り、こう答えた。

「マスターズドリームの開発って、手をつけ始めると、どんどん色々なことをやりたくなるんです。私は今、マスターズドリーム以外にも、他のビール商品全般の開発に携わらせていただいているのですが、それぞれの特徴がある中でマスターズドリームはどんな存在かというと、麦芽とホップのうまみを引き出せば引き出すほど、どんどん美味しくなっていく、いつまでも満足させてくれないビールなんです。『原材料:麦芽、ホップ』とだけ書かれたビールを皆さまに美味しく飲み続けていただくため、さまざまな試行錯誤を続けていくと、マスターズドリームは卒業のないビールだとつくづく思いますね」

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