スペシャル

マスターズドリームクラブ会員限定「クローズドパーティー」レポート

2018年5月22日

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〝夢のビール〟の魅力を体験できる旗艦店「MASTER'S DREAM HOUSE東京」。2018年4月21日、ここでマスターズドリームクラブ会員限定のクローズドパーティーが開催されました。

最高の状態のマスターズドリームを片手に、サントリーの醸造家である丸橋太一と熊谷武士によるトークセッションやテーブルラウンドを愉しむというイベントです。さらに、ギフト限定での発売が発表された「マスターズドリーム〈ダイヤモンド麦芽の恵み〉」も、樽生の状態で提供。特別なビールと、それを醸造家とともに味わうという時間、ファンの方はどう過ごしたのでしょうか。

暖かい春の空気に包まれ、陽の出ている時間も長くなった4月21日の午後6時。東京駅のすぐそばにあるMASTER'S DREAM HOUSEに、今回のパーティーに当選した16組32名の参加者が集まりました。

醸造家の丸橋太一と熊谷武士が登場......するその前に、司会者が「ところで今日の応募者はどれくらいだと思いますか? 16組の枠に対して、応募者は2000組でした」と説明すると、会場からは、おー! という歓声と拍手が。幸運を掴んだことを知り、冒頭から皆さんの笑顔があふれるパーティーとなりました。

そして、丸橋と熊谷が店内の中心に立ち、マイクを握ります。2人とも、今日という日をとても愉しみにしていたと、まず挨拶。

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マスターズドリーム、そしてマスターズドリーム〈ダイヤモンド麦芽の恵み〉について語る丸橋(右)と熊谷

「マスターズドリームを支えていただいている方々と直にお話できるという機会はなかなかありません。私も皆さんと一緒に愉しみたいと思います」(丸橋)

「私もこうした機会を頂戴するのは初めての経験。あとで皆さんのテーブルにお邪魔しますが、質問やご意見を遠慮なくお話いただければ嬉しいです」(熊谷)

サントリー流の乾杯「スコール」を丸橋の音頭で行った後、トークセッションが始まります。この日、テーブルの上にはマスターズドリームと料理のほかに、「ダイヤモンド麦芽」も並びました。ダイヤモンド麦芽とは、マスターズドリームやザ・プレミアムモルツの味わいをつくり出すためには欠かせない素材の1つ。

「麦芽はビールの味わいや色をつくる非常に重要な素材。ダイヤモンド麦芽はチェコとその周辺国でしか採れない稀少な麦芽でうま味成分を多く含んでいます。ぜひ、テーブルの上にあるダイヤモンド麦芽を噛んで、味わってみてください。うま味と甘味が広がってきますよね」(熊谷)

「この麦芽の美味しさを引き出すことに、われわれは非常に苦労しました。試行錯誤の上、最終的にたどり着いた製法が『トリプルデコクション』と『銅釜仕込』です。お客さまからはよく『マスターズドリームはほかのビールよりも濃密だよね』といわれるのですが、これはアルコールが濃いのではなく、こだわりの製法によって引き出された複雑な味わいを、濃密と感じていただいていると考えています」(丸橋)

■限定の〈ダイヤモンド麦芽の恵み〉樽生を提供

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料理もこの日限定のメニューで、「前菜4種」「やまと豚のロースかつサンド」などがテーブルに並んだ

マスターズドリームの開発秘話が披露された後には、この日ならではのサプライズも。4月24日よりギフト限定商品として発売されている「マスターズドリーム〈ダイヤモンド麦芽の恵み〉」。これは通常のマスターズドリームや限定醸造の〈無濾過〉とともに瓶で販売されるものですが、なんとこのパーティーでは特別に樽生で提供されました。それが司会者から告げられると、参加者の皆さんは拍手と歓声を挙げ、さらに実際にテーブルの上に出されると早速、通常のマスターズドリームと飲み比べる方もいらっしゃいました。

開発を担当した熊谷も、〈ダイヤモンド麦芽の恵み〉の見た目の特徴を「力強い黄金色」と話しながら、次の部分を味わってほしいと熱く伝えます。

「マスターズドリームは、初めに柔らかな苦味を感じた後に深いコク、ほのかな甘味、心地よい余韻が広がる多重奏な味わいを目指してつくっています。〈ダイヤモンド麦芽の恵み〉の場合は、そのコクがより力強く広がるはずです。また飲んだ後の、麦芽由来の芳ばしい香りが特徴ですね」

■「どれくらいビールを飲むんですか?」――その質問に醸造家の答えは?

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トークセッションの後は、参加者と醸造家がテーブルを囲み、ともにビールと料理を愉しむ時間に移ります。醸造家とともに写真に収まったり、自分のテーブルにやってきた醸造家を拍手で出迎えたりする方がいるなど、皆さん大いに愉しんでいました。

参加者の方々は醸造家とどんな話をしていたのか? 各テーブルで交わされた会話に耳を傾けてみると、マニアックな質問も飛び出していました。

参加者「ドイツなどのヨーロッパは硬水が多いのに対して、日本は軟水が多いですよね? 水の違いでビールの品質は変わってこないのでしょうか?」
丸橋「ビールの約9割は水でできており、非常に重要です。そこでサントリーのビールは、素材のうま味を引き出す天然水醸造にこだわっています。私たちは毎年醸造家をドイツへ派遣するなどして、ヨーロッパの伝統的な製法を学びながらも、サントリー独自の美味しさを目指してビールづくりを行っているんですよ」

参加者「醸造家という職業柄、お仕事としてビールを飲むこともあると思いますが、1日どれくらい飲まれるんですか?」
熊谷「1日トータルでいうと、約2〜3Lくらいでしょうか。われわれは官能検査といって、製造の途中の中味から最終製品のビールに至るまで、味や香りなどの五感を使って毎日品質確認を行っています。毎日ビールを飲めて羨ましいといわれてしまいますが(笑)、お客さまに責任を持って美味しいビールをお届けするための大切な仕事なんです」

また、〈ダイヤモンド麦芽の恵み〉については、次のような感想が参加者の方々から聞かれました。

「ちょうどよい苦味。まさに次の一杯が飲みたくなるビールですね」
「和食ともよく合うと思います。そう醸造家の方にお話したら、『お寿司やお刺身にもよく合いますよ』と教えてもらえました」

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パーティーの結びに、「〈ダイヤモンド麦芽の恵み〉のほかにも、新たな夢の形のマスターズドリームをさらにつくっていきたいと思っています」と語った熊谷。そのときはまた、今回のようなパーティー、イベントで醸造家と触れ合える機会があるかもしれません。マスターズドリームクラブのメンバーになり、つくり手の声を直に聞いてみれば、ビールの愉しみ方もより広がりそうですね。

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